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皮膚の仕組みシリーズ〜①角質層

こんにちは!鍼灸サロンハリッシュ 足立です。

今回から皮膚の構造と役割についてシリーズに分けて解説していきます!!
皮膚のメカニズムは美容鍼を行う上ですごく重要な部分なので構成を分けて説明していきます!
ハリッシュは必ず皮膚の構造を説明してから治療していきます。
皮膚は大きく分けて3層構造に分かれています。
上から表皮〜真皮〜皮下組織に分かれ、それぞれが美容には欠かせない役割を持っています。
今回は3層構造の中の表皮、その中でも肌最上部に位置する角質層について解説していきます。

第一回は肌の最上部!バリア担当の角質層について解説します。


角質層とは?

肌に潤いがある、ツルツルである、綺麗なお肌はこの角質層が正常な状態である事が最低条件になります。
図1を見て頂けるとわかるように、お肌の一番上に位置します。
大きな役割
1-保湿機能:吸水性や保湿性があり肌の乾燥を防ぐ。
2-バリア機能:紫外線や細菌などからお肌を守る。

角層内部には細胞間脂質という脂質があり、角層細胞と角層細胞の隙間を満たし外部からの刺激や水分の蒸発を防いでいます。肌にとってすごく大事な役割をしていますね^_^

図1



角層内部の環境が乱れると美容にどういったデメリットがある?


角層のバリア機能が低下すると様々な外的ダメージを受けます。
紫外線の影響を受け、シワやシミを作りやすくなり通常よりも早く老化が進んでしまいます(/_;)
他にも乾燥や痒み、ニキビ、アトピーなど様々な症状が出てきます。

正常な角層を作るには

正常な角層を作るには※ターンオーバーを正常化する必要があります。
ターンオーバーが正常に働くと機能を失った古い角層がしっかり剥がれ落ち、常に正常な角層が肌を守ってくれます。
正常化するには保湿+肌内部の働きを高めることが重要で、保湿とは皆様がいつも行っているスキンケアになり、内部の活性化とは食生活、美容医療、美容鍼のことを指します。
どれだけしっかり保湿をしても肌内部が正常に働いていないと乱れてしまいます。
乱れた内部は美容鍼で整える事ができるので是非ご相談ください。

※ターンオーバー:表皮や角層などで起こる細胞の生まれ変わり

角質層とスキンケア

次は角質層とスキンケアについて解説します。
先ほども書きましたが、スキンケアとはこの角層にのみ作用します!
奥まで!!などの謳い文句を書いてあったりしますが、薬事法で化粧品は角層までと決まっているため角層より深くは浸透しません、、、角層の厚さは0.02㎜で食品ラップと同じくらいで、「化粧水はバシャバシャ使った方が良い!」とよく言われていますが、そもそもラップくらいの薄さの角質にはたくさんの水分は入らないため適量で十分です。シワやたるみは角層が原因ではないので、スキンケアで改善することは難しいのが現実です。



今回は角層について書きましたが。角層は外部の刺激を真っ先に受ける層の為、しっかりとしたケアで悪くしないようにしましょう!!
保湿をしてもニキビや乾燥が強い方は内部が悪くなっている場合があります。その場合はスキンケアでの回復は難しいので是非一度美容鍼を受けてみてください^_^普段の保湿のコツや肌に合ったスキンケアも伝授します!

 

 

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