頭痛と鍼灸
こんにちは!
鍼灸サロン ハリッシュ 常岡です。
今回は『頭痛』について書いていきます!
頭痛の種類・原因
頭痛の原因は様々ですが、特に明確な病気があるわけではないのに繰り返し起こる『一次性頭痛』と、病気が原因であらわれる『二次性頭痛』に大別できます。 代表的な一次性頭痛は緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛の3つです。 緊張型頭痛と片頭痛は、混在する人もいます。
1、緊張型頭痛
頭痛全般的に最も多いのが一時性頭痛に分類される緊張型頭痛です。
年齢や性別を問わず、誰もが発症する可能性のある頭痛と言えます。
精神的なストレスや長時間のデスクワーク、スマホの使い過ぎなど同じ姿勢を続けることによって、血管は収縮し血行が悪くなり首や頭の筋肉が緊張してしまうことで頭痛が起こります。
緊張型頭痛に関係する筋肉は、首や頭から肩、背中にかけて走行しているため、肩や首のこりを伴う人が多いです。
2、片頭痛
片頭痛の原因は、頭蓋骨内の血管が拡張し、炎症を起こしたためと考えられています。
片頭痛の症状はズキズキ、ドクドクと脈打つような強い痛みで、光や音に敏感になったり吐き気などを伴います。
また、頭や体を動かすと、頭痛を誘発する傾向があり、 頭痛の前兆としてチカチカとした光が見えることもあります。
3、群発性頭痛
群発性頭痛を発症する患者さんは比較的少ない傾向にありますが、どちらかというと男性に多くあらわれます。
群発性頭痛の原因は、目の後ろを通っている内頚動脈が拡張して炎症が起きるためではないかと考えられています。
群発性頭痛の症状は、原因となる内頚動脈が目のところにも分布しているため、「目をえぐられるような」激しい痛みで 一度、症状が出始めると1~2カ月間、毎日のように同じ時間に頭痛が表れるようになります。
※二次性頭痛には病気を伴うものが多いのでその辺りの見極めはかなり重要になります。
頭痛の対処法
①血管が収縮して起きる『緊張性頭痛』は目の周りや首、肩周辺を温めてあげることで緩和しやすくなります。
②血管が拡張(広がる)して起こる『片頭痛』は血管がドクドクしている部位を冷やしてあげることで緩和しやすくなります!
頭痛に対して使うツボ
(頷厭、百会、天柱、風池、肩井など)
この辺りを軽めに押してあげるのもおすすめですよ!!
まとめ
鍼灸治療は頭痛に対して有効的です。
首や肩などの筋肉の硬さを緩めるだけでも症状が緩和されることも多いです。
当院の治療は東洋医学的な観点と西洋医学的観点の両方から診ていき、患者様にあったオーダーメードの治療を得意としています。
初めての方は、鍼灸は怖い!不思議でよくわからない!など様々な不安があると思います。
当院は患者様に合った刺激量、納得し安心していただくカウンセリングを大事にしています。
気になる方、上記の症状などでお悩みの方はぜひ、一度ご連絡ください!!
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