鉄分の重要性
こんにちは!
鍼灸サロン ハリッシュ 常岡です。
今回は『鉄分』について書いていきます!!
鉄分・ヘモグロビンの役割
鉄は血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの材料となるミネラルです。
ヘモグロビンは『グロビンというタンパク質』と『鉄』が結合した物で、主に酸素を運搬する役割を担っています。
呼吸によって体内に吸い込んだ酸素は肺でヘモグロビンと結びつき、心臓から動脈を経て体の各組織へ運ばれています。
そしてヘモグロビンは代謝で生じた老廃物である二酸化炭素を各組織から取り込み、肺まで運んできれいにしています。
体内で鉄分が不足すると、このヘモグロビンが新たにつくられなくなってしまいます。
そうなると体は貧血状態になり、様々な症状が現れます。
体内の鉄が不足すると?
体内の鉄が不足するとヘモグロビンを順調につくることができず、酸素の運搬や、老廃物である二酸化炭素の回収が滞ってしまいます。
すると全身の組織が酸欠状態になったり、二酸化炭素がたまってしまい次のような症状が現れます。
(疲れ、だるさ、肩こり、動悸、息切れ、眩暈や頭痛)この辺りの症状を引き起こしやすくなります。
美容における鉄分の働き
鉄不足の状態だと、肌にもダメージをもたらします。
1、顔色が青白くなる……血液が赤い色をしているのはヘモグロビン中の鉄によるもの。
鉄不足により血液中のヘモグロビンが少なくなると、皮膚や粘膜の赤みがなくなり、顔色が悪くなります。
2、シミが増える……肌への酸素供給量が減って肌の新陳代謝が低下し、シミができやすくなる。
3、ハリがなくなりシワが増える……肌の潤いを保つ役割があるコラーゲンの原料はタンパク質で、体内でコラーゲンを合成する際、鉄、ビタミンCが必要。
鉄が不足するとコラーゲンが合成できずシワができやすくなる。
また、髪にもダメージが及びます。
髪は毛根にある毛乳頭が酸素や栄養分を毛細血管から吸収して健康を保っているので
鉄不足により体内の酸素が少なくなると、毛乳頭まで十分な酸素や栄養分が行き届かず、髪の毛が細くなったり、抜け毛が増えたりします。
鉄分を多く含む食材
・牛、豚、鶏のレバー
・アサリの水煮
・かつお
・まぐろ
・レンズ豆
・大豆製品
・小松菜
・ひじき
・青のり
鉄分には『ヘム鉄』と『非ヘム鉄』があります!
ヘム鉄と非ヘム鉄とを比べると、ヘム鉄のほうが2~3倍吸収されやすいといわれています。
ただし、非ヘム鉄もビタミンCとタンパク質を一緒に摂取すると吸収率を高めることができますよ!!
美容鍼との関係性
美容鍼の効果はたくさんありますがビタミンC同様、メインとなるのは『コラーゲンの生成』です!!
お肌内部のコラーゲンが増えることによって、様々なお悩みを改善して行くことができます。
そして、鉄分はコラーゲンが作られる際に『材料』としてかなり必要な成分なので、美容鍼を受けながら鉄分を摂取することはかなり有効的ということです!!
今回は『鉄分』について書きましたが、その他の成分についても詳しくお伝えしていこうと思いますのでお楽しみに^_^
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