自律神経と鍼灸
こんにちは!
鍼灸サロン ハリッシュ 常岡です。
急に涼しくなることによって体調が整えにくい季節ですね。
最近、当院の患者様の中でも体がだるい等、仰っている方が増えている気がします!
季節の変わり目に起こる症状には自律神経が深く関わってきます。
今回は『自律神経』について少しお話ししていきますね!
自律神経とは?
人間の体内には無数の神経があります。
自律神経は、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために、みなさんの意思とは関係なく24時間働き続けています。昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類があります。
交感神経:心と身体を活発にする神経。
(交感神経が優位になっている時)
血圧、体温→上昇
筋肉→緊張
呼吸→早い
消化→抑制
発汗→増加
血管→収縮 など
このような状態になります。
副交感神経:身体をリラックスさせる神経。
(副交感神経が優位になっている時)
上記に書いた交感神経とは逆の状態になります!
この2つが上手くバランスをとることによってみなさんの健康は保たれています!
余談ですが、交感神経は『ノルアドレナリン』、副交感神経は『アセチルコリン』といった神経伝達物質によって作用を受けています。
自律神経が乱れる原因と症状
(原因)
1、慢性的なストレスがかかった時
2、生活リズムの乱れ
3、季節による温度、気圧の変化
4、何かしらの疾患による乱れ など
(症状)
症状としては(倦怠感、不眠、動悸、息切れ、情緒不安定、イライラ、耳鳴り、めまい)などと人によって起こる症状は様々です。
自律神経によって起こる症状は目に見えない原因によって引き起こされることが多いいです。
このように原因がはっきりしないが、なんとなく体調が悪い状態のことを『不定愁訴』と言います。
鍼灸と自律神経
『不定愁訴』に対して鍼灸治療はかなり有効的です。
心身のバランスを整える効果が期待される鍼灸治療は、原因となっているストレスや不安、緊張などの症状の緩和をすることができます。
当院では原因が何からきているのかしっかりと根本的理由を探り、その上で適切な筋肉やツボに対してのアプローチをし「ONとOFF」いわゆる交感神経と副交感神経の調整を行います。
また、人によっては鍼の刺激が強く入り交感神経が優位になってしまう可能性もあるので、その場合はお灸をメインに治療をさせていただくこともあります。
気になる方、上記のような症状でお悩みの方は是非、一度お問合せください!!
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