肩甲骨の重要性
こんにちは!
鍼灸サロン ハリッシュ 常岡です。
今回は「肩甲骨」について書いていきます!
肩甲骨は、私たちの体に関して非常に重要な役割を果たしています。
日常生活や運動の中で、肩甲骨を正しく使うことが健康の向上につながっていきます!
肩甲骨の構造と機能
肩甲骨(けんこうこつ)は、胸部の背面にある三角形の骨で、上腕骨と鎖骨と関節をなしています。
この構造は、腕の動きをサポートするために非常に重要で肩甲骨は、上半身の安定性を優先しながら、肩関節の自由な動きを可能にします!
肩甲骨が正しく動くことで、腕を広げたり、肩を回したり、手を上げたりする際に必要な可動域が確保されます。
逆に、肩甲骨がうまく動かないと、肩や腕の動作制限されたり、肩こりや痛みの原因となってしまいます!
肩甲骨と姿勢の関係
肩甲骨は、姿勢に直接影響を考慮する部位です。
肩甲骨が正しく配置されていないと、猫背や巻き肩(肩が前に入る)などの不良姿勢が発生しやすくなり、首や肩の筋肉に負担がかかり、慢性的な痛みを引き起こします!
肩甲骨と呼吸
あまり知られていませんが実は肩甲骨は、呼吸にも関わっています!
呼吸をする際、肩甲骨周りの筋肉が働き、胸郭(胸の骨や筋肉)が広がることをサポートします。
この相互作用が、呼吸を効率的に行うために重要です。
・呼吸時の肩甲骨の役割
呼吸、特に深い呼吸をする際、肩甲骨は大きな役割を果たします。
呼吸は胸郭が必要になったり縮んだりすることによって行われますが、肩甲骨が正しく動くことで、胸郭が最大限に広がり、肺に多くの空気を取り込むことができます!
・吸気時(息を吸うとき)
吸う際、胸を広げるために肋骨が広がります。
そのため、肩甲骨が外側に引かれ、肩が少し上がることがあります。この動きにより、胸郭が拡張し、肺に十分な空気が入ります。
肩甲骨のケア方法
巻き肩、猫背になってしまうと肩甲骨の位置が背骨から外側に開いてしまい、それによって首や肩にしんどさ、痛みが生じやすくなります。
肩甲骨が外側に開きすぎないことが大事になってきます!
巻き肩になる理由としては体の前面にある胸筋が関係しています。
デスクワークなどで長時間、肩が前に入った状態だと胸筋の緊張が強くなり、肩を後ろに引くことが難しくなってきます。
ですので、胸筋を伸ばすストレッチを行うことで巻き肩が改善しやすくなり、肩甲骨を正しいポジションで保つことができます!!
まとめ
肩甲骨は、私たちの体の中心的な役割を担っています。
肩甲骨を意識してケアすることで体のバランスを整え、痛みや不調を予防することが可能なので
日常的に肩甲骨を意識し、正しく動かすことが健康への第一歩となってきます!!
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