ボトックス注射と美容鍼
こんにちは!鍼灸サロン ハリッシュ 常岡です
今回は『ボトックス治療と美容鍼』についてお話ししていこうと思います。
ボトックス注射
当院では咬筋(噛む筋肉)の緊張によりエラ幅の肥大、顎のだるさと言ったお悩みで、ご来院してくださる方も少なくありません!
簡単に言いますと即効性があるのがボトックスで美容鍼は徐々に落としていくというイメージです!
では、即効性のあるボトックスがいいのかというとそうとは限りません。
人によっては少しリスクも生じるかと思います。
ボトックス注射のメカニズム
まずはボトックス注射のメカニズムを簡単にご説明していきます
ボトックス注射は、ボツリヌス菌が作り出す筋弛緩作用のあるA型ボツリヌス毒素(天然のタンパク質を緊張している筋肉に注入することで筋肉を弛緩させ、エラ幅や皺を軽減させる治療です。
毒素と言っても天然のタンパク質からできた毒素を分解・精製したもので
ボツリヌス菌の菌体やその成分、培養液の成分などは一切含まれません。
ボトックス注射のメリット・デメリット
先程ご説明した通りボトックス注射はすぐに咬筋の硬さを緩めるのにはかなり適しています。
ですので食いしばりなどで朝起きた時に顎がだるい、首や肩の凝りを感じやすい、
広がったエラ幅の状態をすぐに治したいという方にはオススメです!!
ただ、すぐに緩まるというのにもリスクがついてきます。
皆さん、ダイエットをイメージして頂きたいのですが脂肪により引っ張られていた皮膚は脂肪を落としていくと皮膚の余りが出てしまいたるみに変わってしまいます!
これがお顔でも起きてしまうのです。
特に頬が高い方はたるみと同時に頬がこけてしまうことが多いです。
なのでボトックス注射を考えられている方はお医者さんとしっかりと相談することが必要かと思います。
美容鍼との違いとまとめ
美容鍼は徐々に硬くなった筋肉を弛緩させていき、それと同時にお肌内部のコラーゲンを増やし、それによってでてくる『皮膚の余り』に対してもアプローチをかけていくことができます。
二つの違いで言うと
早急な筋肉の弛緩=ボトックス注射
徐々に筋肉を弛緩=美容鍼
でいいかと思います。
ですのでどうなりたいかで美容施術を選ぶことが大事かと思います。
当院では咬筋の緊張がお悩みでご来院してくださっている方もいらしゃいますので
いつでもご相談していただけたらと思います。
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